真夏の面影

2015年7-9月

サイパンナビゲーターvol.10 「小幡 利夫」
総料理長

【きっかけは、仕事の紹介で】
知人から調理の仕事を紹介されて、サイパンへ。話をもらったとき、実は場所も知らなかったし、言葉の心配もあったりであまり乗り気じゃなかった。でも働きだしてみると、英語ができないことをバカにするスタッフなんていない。理解ある仲間に恵まれました。当初は1年ほどのつもりだったのが、あっという間にもう13年目です。

【総料理長は、現場が大好き!】
今の職場は、ホテル「GRANDVRIO RESORT SAIPAN」。2年目に総料理長を任され、はじめはプレッシャーと不安でいっぱいでしたが、やっぱり周りが協力的だったことでここまでやって来れたのかな。コミュニケーションの大切さは今も、日々実感します。一日は朝食ビュッフェにはじまり伝票整理→ランチ→伝票整理→夜はスターライトBBQでお客さまの前で調理と、毎日大忙し。イベントの際はスペシャルメニューも自分で考えますよ。トップだと監督的な動きになる人も多いと思いますが、根っからの料理好きなので現場からは離れられないなぁ~。

【夢は、言葉に出して叶える】
母親が料理人だったこともあり、中学卒業の頃にはすでに同じ職業になることを夢見てました。夢って、実際に言葉に出していると、すぐには無理でも次第に行動がともなって、結果叶っていくものだと思います。料理でお客さまの笑顔に出会える幸せは、何ものにも代え難い。座右の銘は「料理は人を幸せにすることができる」です。

【最後に、この島の魅力を!】
昼の青空、夜の星空。そして、ゆっくりとした時間の流れ。レジャーや買物もいいですが、一日中のんびりと本を読んで、自分を見つめ直すというのも贅沢な過ごし方ですね。お金で買えない時間が、この島にはあります。ぜひ、遊びに来てくださいね!

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