サイパンビーチ特集

今月の特集 Vol.23

サイパンビーチ特集

サイパンのビーチといえば? マニャガハ島!と答える人は少なくないはず。が、しかし、それだけじゃ~ありません。この島のあちこちに、実は透明度抜群の海をひとり占めできちゃう穴場ビーチが点在しているのです。ドライブの途中で、ちょいと水着に着替えて海に飛びこむ、なんてのもイキな過ごし方かも。そんなあなたに!サイパン島の穴場ビーチを一挙ご紹介!!

マイクロ・ビーチ

サイパン随一の繁華街・ガラパンエリア。その海沿いに広がる最も賑やかな海がマイクロ・ビーチ。といってもハワイやグアムのビーチとは違い人口密度は極めて低く、余程のピーク時でない限りビーチベッドもしっかり確保できちゃいます。マニャガハ島に近い北側に行くほどビーチは広くキレイになって、真っ青な海岸線に浮かぶマニャガハ島は一望の価値あり! また、ハイアットリージェンシー前には干潮になると沖合に延びる白砂の道が出現。その先端で写真を撮ると…まるで海を制した女王様ショットに仕上がります。さらに北側のメモリアルパークからの夕景も◎!

キリリ・ビーチ

サイパン南部・ススペエリアにある白砂のビーチ。ガラパン側からアプローチする場合は、カノア・リゾートを過ぎて十字路を右折するとスグ。ビーチサイドのパーキングスペースにクルマでダイレクトに入れます。砂浜から突き出している「シュガードック」という桟橋は、日本統治時代にこの島で製糖事業を展開していた南陽興発が建設したもの。生産された砂糖を船積みするためにできた桟橋なので…シュガードックというわけです。桟橋付近にはいつも元気なロコたちの姿があり、浅いビーチではダイビングの講習も。ゆっくりしたいなら南側の砂浜がオススメです!

ラダー・ビーチ

最近、休憩所が新設された小さな入り江のビーチ。サイパン国際空港からさらに南下したところで、アクセスには未舗装の悪路を通ることになり、クルマで行く場合は4WDが無難。広い駐車場にクルマを停めたら、まずはテニアン島を望む絶景を楽しんでみて。そこから階段を下りていくと幅100mくらいの美しい砂浜に到着。左右を洞窟に囲まれたこの秘境ビーチ、実はグラビア撮影御用達の場所でもあります。泳ぐというよりはシュノーケリング向き。BBQコンロ持参でのんびりするのもいいかも!です。休憩所はあるけどトイレはないので、しっかり済ませてLet’s Go! !

オブジャン・ビーチ

ラダー・ビーチからさらに東へと進むと、ダイバーに人気のオブジャン・ビーチが広がっています。リーフの切れ目に岩礁があるため、ただでさえ波のないサイパン島の中でも特に静かなビーチです。が、浅瀬はサンゴでゴツゴツしているので、ぜひマリンブーツを持参して。さすがダイビングの人気ポイントというだけあって透明度はSクラス。浅瀬でもトロピカルフィッシュがたくさんいるから、シュノーケルセットも絶対持っていきたいアイテムのひとつです。駐車場にはセキュリティもいるので安心ですが、日本人が使えそうなトイレはありません。悪しからず。

ラウラウ・ビーチ

たくさんのダイビングスポットが存在するサイパン島の中でも、ビーチエントリーできる本格的なダイビングポイントとして人気が高いラウラウ・ビーチ。最近ではアジ玉と呼ばれるアジの群れやウミガメとの遭遇率が高い、ということもあって朝早くからダイバーたちで賑わっています。砂浜は広くはないものの東西に細長く延び、端から端まで歩いてみるのも楽しいかも。また、駐車場のすぐ裏手には旧日本軍のトーチカ跡も残されています。セキュリティスタッフが常勤していますが、車のロックは忘れずに。トイレはあるにはありますが、かなりの勇気と忍耐が必要。

タンク・ビーチ

カグマン半島の東海岸にあるタンク・ビーチは幅700mにわたる白砂のエリア。悪路を通ることもなく、2WDカーでもアクセスできるビーチです。一見、砂浜のように見えますが、海中には岩礁が広がっているので、素足では入らない方が無難。また、太平洋に面している東海岸は西海岸のように遠浅ではありません。荒々しい波が押し寄せ、少し沖へ行くとド~ンと深くなります。潮の流れも速いので、白波が立っているところには行かないように! 地元の人たちが釣りや漁をしている場合もあるので、邪魔にならない場所で日光浴や海遊びを楽しみましょう。

ウイング・ビーチ

マリアナリゾートホテルからバンザイクリフに向かう途中の小道を左折。未舗装の道をしばらく進むと、行き止まりに小さな駐車場があります。そこにクルマを停めて海辺に歩くと左右に白い羽を広げたようなウイング・ビーチが! ここは訪れる人も少なく、まるでプライベートビーチのよう。晴れた日にお弁当を持って、ピクニック気分で出かけたいビーチ№1です。思いのほか潮の流れが速いので、浮き輪は手放さないように。ウミガメの産卵地としても保護されている場所なので、美しい砂浜を楽しんでみては? 大小のヤドカリが楽しそうに歩いていますよ。

パウパウ・ビーチ

ローカルに人気のパウパウ・ビーチは、現在休業中のパームスリゾートホテルの先を左折するとスグ。舗装された道を進むとつき当りに広い駐車場があるので、クルマはそこに停めましょう。目の前に広がるビーチは穏やかな遠浅なのでお子様連れにも安心。屋根付きのBBQ施設もあるので、スーパーで木炭と食材を買って美味しいお肉に舌鼓を打ちながら…なんて遊び方もVery Good! 週末には現地の人たちで混み合うこともあるので、平日のほうがベターです。マニャガハ島方面に沈むサンセットも格別で、フォトスポットとしても、ぜひ立ち寄りたいビーチのひとつです。

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