サイパンのお店選び

今月の特集 Vol.30

日帰りテニアン島ツアー

今回、社員旅行でサイパンに遊びに来てくれたのは、東京と京都に計3店舗を展開する〔京都ほぐし整体 はんなり〕さん、総勢15名。サイパンへの社員旅行は2回目で、前回同様N@chan!が「食事や現地の遊びをすべてコーディネイトしてほしい」と依頼され、4泊5日の旅のメインイベントとして用意したのが‘日帰りテニアン島ツアー’。せっかくなので、その全貌をお見せしちゃいます!!

大迫力のフライトで、テニアン島までひとっ飛び!

大迫力のフライト AM8:00 集合場所のホテルからツアーバスに揺られてサイパン空港に着くと、案内されたのは国際線とは異なる小さなロビー。さっそく受付を・・・すると、ん?なぜか全員で体重測定。というのも、交通手段は重量制限がシビアなセスナ機。これは左右の重さが偏らないようにするために、乗客をバランスよく割り振るための作業です。色つきのカードを配られ3班に分かれたご一行。定員5名の小さな機体に乗り込み、いざ、出発進行!滑走路を滑り出すと・・・うおーーー!通常の旅客機では体感したことのない迫力に、一同無言。そして無事にテイクオフ!!見上げれば青い空、白い雲、眼下に望む海は、まさに、絶景。初めてのセスナに緊張気味だったメンバーも、すごいすごい!と大感動しているうちに、テニアン島が真下に見えてきました。

AM9:20 約15分のフライトを終え、テニアン島の飛行場に着陸。空港に出迎えてくれたのは、やさしい笑顔の男性。「おはようございます!!」の元気な声とともに〔テニアンエクスプレス〕のガイド・鈴木さんの登場です。さっそく案内されたバスで空港をあとに。すると道中、窓の外に何頭かの牛を目撃。聞くところによると、どうやら飼い牛ではないらしい。自給自足に近い生活を送るテニアンの人たちの中には、捕まえて食料にする人もいるそうです。なんともワイルド!

目指すは一攫千金?ホテルのカジノで一勝負!

ホテルのカジノで一勝負

AM9:30 大自然に囲まれた道が続く中、突如、出現する大きな建物。この日の最初の目的地、『テニアン・ダイナスティーホテル&カジノ』に到着です。広大な敷地内には、サイパンでもお目にかかれないような巨大なプールが、でんっ!エントランスを抜けロビーに進むと、天井にはきらきら輝く大きなシャンデリアがあり、とってもファンタスティックなムードです。ここでの目的はズバリ、カジノ。まずは入口で手荷物を預けます。場内は撮影禁止。飲み物の持ち込みも認められていません。トラブルを防ぐためにも、パスポートや貴重品以外はすべて預けたほうが無難です。

カジノ内に入場すると、そこはまさしく非日常の異空間。ルーレット、ポーカー、バカラなど、さまざまなゲームのテーブルがずらりと並ぶ様は、まさに圧巻。日本のゲームセンターでも見かけるスロットマシンやメダルゲームもありますが、せっかくここまで来たのなら、ディーラーと勝負をするのが醍醐味。と、ここでメンバーの女性がルーレットに挑戦。勇ましく$20をベットした先は、配当2倍の黒。「来たれ!ビギナーズラック!!」とその場の誰もが祈る中、ボールの落ちた先は・・・赤。残念っ!そのまま彼女は「時間いっぱいカジノ満喫プラン」で、その場にステイ。さあ、果たして一日勝負の行方はいかに?

ちなみに、こちらのカジノは24時間営業。21歳以上なら誰でも入場可能。男性は、ビーチサンダル、袖なしシャツはNGなのでご注意を。カジノ内は喫煙OK、プレイヤーならソフトドリンクも無料です。併設のカフェも終日オープンしているので、ブレイクタイムに活用してみては?

目がくらむほどの美しさ、テニアンブルーに大感動!

テニアンブルー

AM10:00 いよいよ本格的な島内観光がスタート! まず訪れたのは、ダイナスティーホテルから徒歩でアクセスできる‘タガ・ビーチ’。古代タガ王朝のプライベートビーチとして伝わるこの海岸からは、サイパンに勝るとも劣らない、美しいテニアンブルーの大海原が望めます。その鮮やかさに魅せられていると、鈴木さんから「この前の台風のせいで、今日は荒れ気味です。本当はもっとキレイなんですけどね~」と、えっ、これで?という発言が。普段は高さ2mほどの崖からローカルキッズが飛び込んでいるそうですが、この日は立入禁止のテープがピタリ。次回はぜひチャレンジしてみたいところ。とはいえ、干潮時には水深がかなり浅くなるそうなので、くれぐれも慎重に。 

そのまま南へ歩くと、この島で最も美しいと言われる‘タチョンガ・ビーチ’に到着。天気がいい日は、海水浴を楽しむ地元の人でにぎわう人気スポットです。観光客向けマリンサービスのテントも多く、アクティビティも充実。沖合いに望むタチョンガリーフの色彩を、水の中から確かめてみるのもオススメとのこと。運がよければ、ウミガメに出会える可能性も!?近くの展望台からは製糖事業で栄えたサン・ホセを含む島西部が一望できます。

AM10:30 島南端部の丘陵地。太平洋側の断崖‘スーサイドクリフ’。サイパンと同じく太平洋戦争時代、米軍の捕虜になることを拒絶した日本兵や民間人が身を投げた悲劇の場所。はんなりスタッフ全員で、黙祷を捧げました。崖から見下ろす透き通った海には、泳ぐウミガメを見かけることも少なくないそう。柵が設置されていないので、先端に近づく際は充分に気をつけて。

続いてやってきたのは‘タガ・ハウス’と呼ばれる遺跡。お椀型の石が乗った石柱が鎮座し、神秘的な雰囲気が漂っています。一説によると、約3500年前の高床式住居の土台ではないかと言われていますが、詳細は不明とのこと。近くには日本人慰霊碑があり、こちらでも、皆、合掌。

そこから約5分ほど歩くと、日本統治時代にマリアナ諸島の産業開発に貢献した‘南洋興発’の跡地が見えます。付近にある洞窟には、聖母マリアの像が安置され、その横に続く穴の先はかつて野戦病院だったとか。こうして史跡をめぐっていくと、サイパンとの共通点がとても多いことを実感します。『すずらん』という通りの名前にも、多くの日本人が住んでいた面影がちらり。 「お昼まで少し時間があるので、ガイドブックには載ってない場所に行ってみましょう!」。鈴木さんの提案で向かったダイナスティーホテルの裏には、なんと原爆の復元模型。戦後、式典のためにつくられ、閉会後もそのまま放置されています。

南国感いっぱいのレストランでほのぼのランチタイム

ランチタイム

PM0:00 「ローカルレストランでランチがしたい!」というはんなりメンバーのリクエストに、鈴木さんが選んでくれたのは『アイランド・ガーデン・レストラン』。南国感あふれる外観に期待度はMAX!メニューは地元食材を使ったテニアン牛のたたきやテニアンドライビーフのほか、日本人向けのそうめんも。思い思いのメニューに、はんなりのメンバーは満足そうに舌鼓。中には青空の下で食事を楽しむ人も。男性スタッフの2人がハンモックを見つけ寝そべると、子どもたちがやってきて「もうひとつあるよ!男2人で寝なくてもいいんだよ!!」とアドバイス。そのほのぼのとしたやり取りに、自然と笑みがこぼれます。店内ではお土産にグッドなノニ製品の販売も。女性陣は、サンプルのノニオイルを日焼けした肌に塗って、これまたご満悦でした。

午後は島の北部へ 太平洋戦争の戦跡周遊も

ブローホール

PM1:10 午後の部は、島北部の‘ブローホール(潮吹き海岸)’から。サンゴ礁でできた岩場は中に複雑な穴が空いていて、波が打ちつけるたびに高さ10mほどの水しぶきが上がります。その様子は、名前の通り鯨の潮吹きのよう。珍しい光景に思わず、某有名海賊漫画の名シーンを再現してカメラでパチリ。自然にできたくぼみに海水がたまり、まるで露天風呂のようになった天然プールも発見!しかし、岩場が険しいため近寄れず・・・危ないからくれぐれも近づかないように!

  PM1:30 ブローホールから北西へ走ると、そこは古い滑走路。1945年8月、広島と長崎に原子爆弾を投下したB29が飛び立った場所で、現在も米軍の演習地として使用されているそうです。ホテル裏で見た原爆の模型がそのまま収まるほどの穴があり、その中には当時の写真が陳列されています。現在はいたずら防止でガラス張りとなっていますが、この穴に原爆がセットされ、穴をまたいだB29に搭載したとか。さまざまな想いが心を巡りつつも、二度とこの世に核の被害で苦しむ人が生まれないことをみんなで祈り、続けて日本軍第一航空艦隊司令部跡や弾薬庫後、燃料庫跡などを巡りました。

PM2:30 島の北西にある長~い‘チュル・ビーチ’は、星の砂が採れることでも有名な砂浜。「長いことテニアンに住んでるけど、自分ではまだ見つけたことが無いんですよ。お客様はしょっちゅう見せてくれるんだけど(笑)」とは鈴木さん談。今回も星の砂を発見したのは、同行スタッフのジェイソン氏。鈴木さん、ネバーギブアップです!それにしても朝から何度も見ているはずの海なのに、まだまだ押し寄せる感動の波。いつまでも眺めていたい・・・しかし、残念ながら迫りくる帰りのフライトタイム。一行は再びホテルに戻り、カジノチームと合流。「ところで勝負の結果は?」・・・残念無念!次回に期待しましょう、ということに!!

後ろ髪を引かれる思いで空港へ向かうはんなりのメンバーたち。「鈴木さん、素敵な想い出をありがとう!」とお別れすると、時計の針はもう午後4時。あっという間に駆け抜けた日帰りテニアンツアーでした。

楽しい時間はまだまだ続く! 夜はN@chan!ちでBBQ!

サイパン

PM7:00 ホテルに戻って身支度をした後、ご一行はガラパン・ビーチロード沿いにあるレストラン『N@chan!ち』へ。スタッフの功績をたたえる表彰式&BBQパーティーのはじまりです。実は社員旅行最後のこのイベント、旅行の計画段階から、はんなりの社長(矢田しのぶさん)やスタッフの人たちから各々にサプライズの相談が持ち込まれ、お互いを思いやる熱いハートに胸を打たれたN@chan!がその心意気をど~んと受けとった次第。というわけで、リクエストにすべてお応えするサプライズラッシュの開演となりました!

まずは宴の半ば、突然会場が真っ暗闇に。ざわめきの中、ギターや民族楽器を抱えた一団が歌いながら入ってきます。第一弾は、この日に誕生日を迎える仲間に、バースデーソングのプレゼント。海外という場所だけに、これには本人も茫然!ここで一気にテンションが上がったところで、息もつかせぬ間に第二弾‘フィエスタ・ダンスショー’軍団のお出ましです。今回の旅行で、みなさん、すでに観賞していたようですが、舞台で見るのと間近で見るのは大違い。目の前で豪快に燃え盛るファイヤーダンスに大興奮。 ついにはダンサーが観客を誘い出し、ダンスバトルにまで発展!

その後も、バンドがサイパンソングや‘いとしのエリー’などを歌い上げ、パーティー会場の熱気はヒートアップ!ゲーム大会で盛り上がり、最後は矢田社長からスタッフみんなへのご挨拶。めでたく、これにてお開き・・・と思いきや、今度は社員一同から社長へのバースデーサプライズ。温かいメッセージブックのプレゼントに、ウルウルきちゃいました。そして、最後の記念撮影ではN@chan!からのサプライズ。シャッターを押す瞬間に、クラッカーが炸裂!! 驚きの表情をパシャリ! 笑いあり、涙あり、の素敵なパーティーになりました。めでたし、めでたし。

☆社員旅行を盛り上げたい! そんなご要望にも全力でお応えします!!
お問合せはお気軽に⇒info@nachan.jp

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