滞在中１回はのぞいてみたい心がホッとする和食のお店。

海外旅行に行くと、旅先でどうしても日本食が食べたくなる。旅慣れた人ほど、この傾向が強いようです。刺激的な現地料理もいいけれど、 旅の途中に和の味覚で、疲れている胃袋を一休みさせてはいかがでしょうか？
サイパンで和食のお店をチョイスする際に、まず第一候補に上がってくるのが、ここ『鳥秀えん』。現地で働く日本人をはじめ地元ローカルの人たちで、店内はいつも賑やか。観光客の人もかなりの割合でリピートするようで、取材時にも「ただいまぁ、今日からまたサイパンなんですよ」とオーナー・秀さんに話しかけてきた方もいました。

リピーターが多い第一の理由は‘味’。炭火で焼く焼き鳥、新鮮な刺身、種類豊富な鍋もの、ここだけでしか味わえない寿司などメニューはサイパン屈指の数。そのすべてが期待以上の美味しさで、なるほど納得！第二の理由はオーナーやスタッフの‘ホスピタリティ’。フレンドリーながらも気遣いは細やかで、とても居心地のいい、家庭のようにホッとする空気が流れています。帰りたくなる場所、まさに、そんな空間ですね。

この店でぜひ、みなさんに味わってもらいたい料理が「クエ」。といっても毎日食べられるわけではありません。なぜなら、クエは200～300mの深海で生息する大型のハタ。クエ専門の漁師さんしか、なかなか釣り上げられない高級食材とか。サイパンでも簡単に仕入れられるものではなく、むしろ手に入れることができたら幸運、という貴重さなのです。

『鳥秀えん』は、このクエ料理に出逢える確率が高い！と評判のお店。けれども、お刺身で食べられるクエは、月に何日もないとのこと。もし、スペシャルメニューに新鮮なクエがあったら超ラッキーDAY！と思って、注文するべし。 参考までに日本の料亭では、クエ鍋はひとり1万円以上。こちらではボリューム満点の鍋が$48。貴重なお刺身は二人前$18という手頃さで味わえます。あるかないかは、行ってみてからのお楽しみ！ 和食が食べたくなったら、ぜひ、のぞいてみてください。

　ゆったり座れるテーブル席のほか、靴を脱いで座るお座敷席、12名様までの個室もあるので、カップルディナーはもちろん家族旅行や団体旅行の打ち上げにも最適です。